ユニリーバの事業内容
ユニリーバはオランダとイギリスに本拠を置く多国籍企業で、日用品、アイス、飲料で世界的に有名な一般消費財メーカです。
皆さんもリプトン、ダブ、クノールなど知っているブランドがあると思います。
世界的な規模で展開しており、優れたブランド力を有しているため私もユニリーバ株を有しています。

欧州の企業ですが、ADR(米国委託証券)であるため米国株と同じように株を購入することができます。
ややこしいのですが、ユニリーバにはUN(オランダ)とUL(イギリス)があります。
結論としてULの方がおすすめです。
UNでは35%の税金を取られますが、ULでは20%で済みます。
また、通常、米国株では米国10%、日本20%の税金がかかりますが、ULの配当金における税金は米国株と異なり、日本20%のみなので、お得です。
ユニリーバの株価
下記に株価を示します。少しづつですが、上昇が見られ、2015年から30%程度増加しています。
PERは22程度と一般的な値です。
配当は3.7%と魅力的です。
ユニリーバULはNISAと組み合わせると配当に掛かる税金をゼロにすることができます。
詳細は下記を参考にしてください。
ユニリーバの収益
以下に売上高と、利益を示します。
売り上げ、利益ともに上昇が見られます。
流動比率は78%とだいぶ低く、不安な面があります。
利益率は16%と少し改善が必要です。
今後、ユニリーバはプライベートブランドとの競争で、苦しい展開を強いられそうですが、下記のように力強さもあります。
アイスの世界的な実力
下記にアイスの世界的なランキングを示します。ユニリーバは圧倒的な支持を受けています。
- 1位 マグナム(ユニリーバ)
- 2位 ハーゲンダッツ(ゼネラルミルズ)
- 3位 コルネット(ユニリーバ)
- 4位 Ben&Jerry’s(ユニリーバ)
- 6位 Carted’ Or (ユニリーバ)
- 9位 Klondike (ユニリーバ)
- 15位 Popsicle(ユニリーバ)
かみそりを1ドルで定期販売するダラーシェイブクラブの買収によるサブスクリプションシステムの増強

ユニリーバは、 ダラーシェイブクラブを手に入れただけでなく、サブスクリプションシステムを得たとも言われています。
サブスクリプションシステムとは、消費者が日用品を定期的に購入するシステムです。
P&GのGilletteは最近、ダラーシェイブクラブの1ドルかみそりによって売り上げが低迷しています。
インドやブラジルなどの新興国での売り上げ増加
本日の発表では、売り上げの59%を占める新興国で5%の増収がありました。 特にブラジルが好調です。
下記に世界のマーケットにおけるユニリーバの成長率を示します。
CAGR*は成長度合いを示します。
*年平均成長率。Compound Annual Growth Rate。


中国での成長が止まりません。

ユニリーバはグイグイ中国市場で成長しています。https://t.co/RZnwC7uDnG pic.twitter.com/Ad3GKvdGPO
— ユウ社長🇺🇸米国株投資家🌈 (@Yu_College) February 19, 2022
ユニリーバの今後と株価予想
以上のように売り上げを増加させるエンジンがユニリーバにはそろっています。
さらに最近では企業の価値を高めるため、自社株買いも盛んに行っています。
2018年における自社株買いは約2.2%に相当し、配当含めると約5%以上の利回りになります。
今後がたのしみな銘柄です。
アメリカ株における株価の確認は下記のヒートマップが便利です。

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